遊具の遊び方について

例年、春になると、公園内での事故が増加する傾向にあります。

消費者庁の統計によると、全国で3日に2回は何らかの事故が発生しており、1年半に1回の頻度で死亡事故が生じているそうです。

特に事故件数が多いのが、滑り台です。市民交流ひろばにも、複数の滑走台を備えた大型遊具があります。当サイトでも「遊具の注意事項」のページにて利用上の注意点をご案内させていただいておりますが、遊具の遊び方について、改めてご注意をお願いいたします。

小さなお子様が遊ぶ場合には必ず保護者が付き添うこと
大型遊具は6歳未満、その他の遊具も3歳未満のお子様が遊ぶ場合には、必ず付き添いをお願いします。

間違った遊び方をしないこと
後ろ向きに滑る、立って滑る、逆向きに登る、ランドセルやカバンなどを身に着けたまま滑るといった行為は、自他の命に関わり大変危険です。

遊具や他者に干渉しない服装で遊ぶこと
紐付きの衣服は遊具に引っかかり、危険を伴うことがあります。パーカーのフードなども同様です。トレーナーや体操着のような、動きやすく、遊具や他の利用者に引っかかることのない服装で遊具をご利用下さい。

濡れている遊具では遊ばないこと
雨天時はもちろん、雨が上がった後でも濡れている遊具は滑りやすくなっています。ベンチなどは適宜水気を拭き取っていますが、遊具は手の届かないところからの雨だれもあり、拭き取りにも限界があります。特に大型遊具について、よく乾くまでは、なるべく遊ばないようにお願いいたします。

また、上記の注意点に関わらず、石を投げる、枝や棒を振り回す、子どもがいる遊具などの周辺で中高生や大人が駆け回るなどの行為も、大変危険です。

自分、家族、他の利用者、その命を第一に考えた上で、楽しくご利用いただきますよう、お願い申し上げます。